▶ 腰が痛くて背中が伸びない
70代女性の患者様です。
3年以上前、山へ登って帰ってから足にシビレが出てきたそうです。
整形外科に数ヶ所通い、現在もリハビリを受けているそうです。
腰が痛くて伸びないのと、立って歩くのが辛いということで来院されました。
施術前の姿勢はやはり体が前に傾いていますね。
腰が痛いせいで曲がった状態がクセになっています。
施術後は腰が少し伸びて、背中の丸まりも和らいでいます。
今度は後ろからの写真です。
施術前は上半身が左に傾いていますね。
これでは左側に負担がかかって余計にシビレが出てしまいます。
施術後は真っすぐに改善されています。
整形では腰の骨が狭くなっていると言われたそうですので、狭窄症も疑われます。
このような状態の方は、痛みがあるのでどうしてもじっとしてしまいがちですが、少しづつでも歩いて動かすことが必要になってきます。
姿勢を正しいバランスに整えたうえで関節を動かすことで、徐々に滑らかに動くようになってきます。
この患者さまには、腰に負担のかからない座り方や効果的に関節を動かせる歩き方などを状態に応じてアドバイスしています。
良い関節を作るには時間がかかりますが、あきらめずに頑張ってくださいね。
※施術効果には個人差があります。
■著者
慢性痛の根本改善アドバイザー 高瀬昌紀
高瀬整体院・鍼灸院 院長:施術実績50000人以上
■所有国家資格
柔道整復師:登録番号 第56442号・はり師:登録番号 第152351号・きゅう師:登録番号 第152068号