▶ 腰痛をかばうと姿勢がゆがんできます
40代男性の患者様です。
10年前のぎっくり腰をきっかけに腰椎椎間板ヘルニアになり、それ以来腰痛が続いているそうです。
痛みは以前ほどきつくないけど、座ってて立ち上がる時とかじっと立っている時に痛みを感じるということです。
施術前、横からの姿勢を見ると、膝から上が前に傾いていますね。
この姿勢でずっと立っていると背中側の筋肉は疲れてしまいますね。
施術後はまっすぐに近づいています。
今度は後ろからの姿勢です。
施術前は腰から上が左に傾いています。
施術後は真ん中に改善されていますね。
この患者様は、元々ヘルニアで痛みがきつかったそうですので、その痛みをかばっていたせいか、姿勢にかなりゆがみが出ていましたね。
ヘルニア自体は無くなっていくことも多いのですが、周りの硬くなった筋肉や姿勢のクセは放っておいてもなかなか治りません。
姿勢改善のためには、姿勢を維持するための筋トレや硬くなった筋肉のストレッチなどが必要になってくるのですが、ゆがみがあって背骨の動きが硬いまま無理に頑張ってしまうと、かえって傷めてしまいます。
まずは、背骨の調整をして周りの筋肉の緊張を和らげておくことをおすすめします。
※施術効果には個人差があります。
■著者
慢性痛の根本改善アドバイザー 高瀬昌紀
高瀬整体院・鍼灸院 院長:施術実績50000人以上
■所有国家資格
柔道整復師:登録番号 第56442号・はり師:登録番号 第152351号・きゅう師:登録番号 第152068号